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30代女会社員、初めての人間ドック体験談!

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人生初の人間ドックを受けてきて、行く前の準備や当日の流れで疑問があったり、想像と違う点があったので、この経験を共有しておこうと思います。

あくまで体験談なので、病院によって流れや方法が異なる点には注意です。

目次

人間ドックを受けるきっかけ

私の勤めている会社では35歳になると人間ドックを受けるように指示があります。

34歳までは会社で年1回の健康診断があります。会社に健康診断用のバスが来て、流れ作業で、体重、身長、視力、聴力、血液検査、胸部X線、尿検査などを行いますが、胃カメラなどは行いません。

またこれとは別に婦人科検診(乳がん、子宮頸がん)は年1で自分で病院へ行き、費用は会社負担で受ける権利がありました。

そのため、大きな健康上の問題はないと思うけど、しっかり検査したことがないから、もしかしたら何かあるかも、という不安がありました。

なので35歳になり、ようやく人間ドックが受けれると嬉しく思いました。よく話題に出てくる、胃カメラとバリウムのどちらにする!?みたいな会話をできるのも楽しみです笑

人間ドックの申し込み方法

私の場合、会社が契約をしている「ウェルネスコミュニケーションズ」という会社の「i-Wellness」というシステムを通じて行いました。

「i-Wellness」 ではネット上で予約が簡単にできます。受けたい検査や病院の場所など希望を入力して検索すると、条件に合う病院が出てくるので、希望の日付を第3希望まで入力して送信します。

私は初めてなので色々な検査項目を追加し、かつ家の近くで絞って検索したところ、全然病院がヒットせず、検査項目を減らしたり、家からの距離の範囲を広げたりして、ようやくいくつかの病院がヒット。

どうしても受けたい検査がある場合は、家から遠くなることも覚悟しないといけないですね。結局、家から車で40分くらいの割と遠めの病院になってしまいました。意外とオプション検査ができる病院は限られているのかもしれないです。

基本の検査だけでよければ、そこまで病院が限られてくることはなさそうなので、来年以降は検査する項目を慎重に選ぼうと思いました。

数日後くらいに、予約が確定した旨の連絡がメールと郵便で送られてきます。

その後、病院自体から詳しい問診票などの書類がお送りされてきました。この書類の中には、検便用のキットも入っていました。検便の日程についても指示が書いてあったりするので、病院から封筒が届いたら、すぐに開けて確認した方が良いです。

人間ドックの検査項目(色々追加しました)

基本セット

  • 医師診察
  • 身体計測
  • 視力検査
  • 血圧測定
  • 腹囲計測
  • 体脂肪計測
  • 尿検査
  • 聴力検査
  • 胸部X線
  • 心電図
  • 便潜血検査
  • 腹部超音波
  • 眼底検査
  • 血液検査
  • 胃部内視鏡(バリウムと選べましたがこちらを選択)

婦人科検診追加

  • 乳房エコー
  • 子宮頸がん検診
  • 子宮エコー

さらにオプション追加

  • 肺機能検査
  • 眼圧検査

人間ドックの料金

基本検査の自己負担金=6437円

胃部内視鏡に変更=2200円

眼圧検査=290円

肺機能検査=650円

子宮エコー=4400円

total 13977円

追加の検査を増やして、自己負担金も増えましたが、病気を早く見つけられると思うとケチりたくお金なので気にしません。

人間ドックの事前準備

事前に病院から郵送で送られてきた書類に注意事項が色々と書かれているので熟読。

また検便キットも入っていて、採取日の指示も書いてあるので、しっかり読むのが重要。

人間ドック 6日前から行う事

  • 検便 2回

人間ドック6日前から採取可能です。2回採取します。2回の間の日数はできるだけ短い方が良いとのこと。

便意があった際にすぐにキットが取り出せるように、いつも持ち歩くようにしていました。本当は家で採取したいけど、仕事もあるし、いつ採取できるか分からないので。

人間ドック前日に準備すること

  • 問診票の記入
  • 夜9時以降は飲食しない(翌朝6時までは水1杯はOK)

人間ドックの持ち物

  • 問診票
  • 検便
  • 健康保険証
  • お金(カード可の病院もある)
  • コンタクトケース
  • 眼鏡

人間ドック体験レポ

人間ドック前日の夜

前日は夜9時以降の飲食禁止。いつも9時半くらいには寝てるので、これは余裕でクリア。

起きていると食べたり飲んだりしたくなると思うので、早めに寝てしまうのがおすすめです。

人間ドック当日の朝

朝いつもどおり6時半ごろ起床。いつもなら起きてすぐに牛乳を飲んで、朝ごはんを食べるところですが、6時を過ぎているので、水すら飲んではいけません。

口の中が気持ち悪いのでうがいはしますが、水は飲まないように注意。

病院が車で40分ほどのところなので、余裕をもって1時間ほど前に家を出ましたが、通勤の時間帯で道路が渋滞していたので、思ったより時間がかかりました。

結局、時間ぎりぎりに着いたので、けっこうハラハラしました。

人間ドックを普段行き慣れない病院で受ける方は、時間に余裕をもって家を出ることをおすすめします。検査前に余計な緊張はしたくないですよね。

人間ドックの受付

予約時間の5分前くらいに到着し、名前を伝えます。

予約時間順に受付をするのでベンチに座って待つように指示され、待つこと1分ほどで受付。朝8時くらいでしたが、すでに検査に進んでいる方が何人もいました。病院て開始が早いのですね。

受付では事前に送られてきた問診票、保険証、検便を提出します。そこで検査項目の確認がありました。

その後、ロッカーの鍵と尿検査用のカップを渡されて、更衣室に案内されました。ここで採尿と着替えをするようにとのことでした。

採尿

採尿をしてトイレ内にある小窓から提出をするよう指示されたのですが、ここで困ったことが・・・

前日の夜9時以降は飲み物を全く飲んでおらず、朝いつもどおりトイレに行ってから病院へ来たので、全く尿意がない。尿が出るのか不安ながら、採尿を試みました。

なんとか最低量の25mlぎりぎりを採取できました。朝トイレに行かずに我慢しておけばよかったかもです。もしくは6時まではコップ1杯ほどは水を飲んで良いとのことだったので、6時前に起きて少し水を飲んでおけばよかったです。次回はそうする・・・!

着替え

採尿が済んだら更衣室で着替えです。受付で手渡されたロッカーの鍵の番号と同じロッカーを探します。

更衣室には私以外だれもいなかったので気兼ねなくお着換え。更衣室内の棚にサイズ別に検査着上下が置いてあり、自分に合ったサイズをとって着替えます。

ショーツ以外はすべて脱いで検査着に着替えます。あ、靴下は履いていても良いとのことでした。スリッパがロッカーの中に用意されていたので履き替えます。

ロッカーの中には、検査に持って行くようのビニール製の小バッグが入っていました。それにiphone、待ち時間に読む本、コンタクトケース、眼鏡を入れていきます。

それ以外の荷物はすべてロッカー内に収納し鍵をかけます。

人間ドックの問診

着替えが終わったら待合スペースで待機。名前を呼ばれて小部屋に入ります。

記入して提出した問診票の項目をひとつずつ確認、そしてこれから受ける検診内容について確認していきます。

問診票で「これまでにした病気」の欄があって特にない旨を書いていましたが、この項目の確認で「盲腸とかもないですか?」」と質問され、あれ?と。

そういえば幼稚園に通っていたころ、盲腸になり入院したことがありました。手術はせずに薬で散らしたのですが。そのことを話すと、「書いときますね」と問診票にメモをしてくれました。

あとピロリ菌の検査ですが以前一度受けたことがあったのですが、その際に陰性であったのであれば基本的には再度受ける必要はないとのことで、検査項目から除きました。

当日に検査項目を変えたりできるようです。

Memo:

過去の病気には幼少期の病気も書くこと。

ピロリ菌は一度陰性であれば再度受けなくてOK

人間ドック開始

基本的には以下のような流れで進んでいきます。

1.待合室で待つ

2.名前を呼ばれたら担当者についていく(部屋がすぐ近くの場合もあれば、廊下に出て病院内の別の部屋まで移動する)

3.検査室でロッカーの鍵に貼ってある名前ラベルを見せて名前の確認

4.検査

5.待合室に戻る

6.1~5の繰り返し

色々と気づいた点は以下のとおり。

視力検査は全自動!輪っかの切れている方向を、手元にあるボタンで知らせる方式なのは初でした。ちなみに視力検査はコンタクトレンズをつけたままでOK。

眼底検査と眼圧検査の前にはコンタクトレンズを外すよう指示されます。眼底検査では真っ暗な部屋で目の写真を撮ります。まつげが目にかぶってしまうということで、自分で瞼を引き上げます。もしかするとビューラーでまつげをカールさせてマスカラでキープさせておけばよかったのかも。

眼圧検査は、よく眼鏡さんで受けるのと同じで、風が出てくるやつです。

胸部X線は大きなマシンの前に身体を密着させて撮るやつ。

心電図はベッドに寝そべり、手足胸に器具を付けて1分間くらい寝て検査します。

子宮頸がん検診は思わず力んでしまうくらい痛かったです。産婦人科でよくある足パッカーの椅子に座り、器具を膣に差し込まれます。ぐりっと痛いです。

その流れで内診と子宮エコーがありますが、こちらは全く痛くなかったです。

聴覚検査は専用の防音部屋に入り、ヘッドフォンをつけて、音が聴こえてきたら手元のボタンを音が続いている間ずっと押しています。これが意外と難しかったです。音がだんだん大きくなっていくのですが、初めはなんか聴こえてきてるかも?くらいしか分からず空耳かもしれないとも思い、いつからボタンを押すか迷いました。

乳がんエコーはベッドに寝そべり、ジェルを塗って器具を身体に滑らしながら超音波で見ていきます。

医師による内診は一瞬で終了。新型コロナウイルスの影響で首から上は診ないということで、聴診器をあてるのとお腹の触診で終了。

血液採取は4本採取。

腹部超音波検査。肝臓とか診れるらしいです。乳がんエコーと同じ要領でした。

肺機能検査は、指示に従って口から息を吸ったり吐いたりします。けっこう難しいです。うまくできたのかよく分からぬまま終了しました。

最大の難関。胃カメラ。

そして、最後に胃カメラです。私は経口を選びました。隣の人は経鼻を選んだようでしたが、鼻の中に麻酔スプレーをしたりなど準備工程が少し多そうでした。後からきた私の方が先に検査を始めることになりました。

まず胃をきれいにする薬を小さなコップ1杯飲みます。少し苦い。その後、喉の麻酔用のジェルを5分間口に含んでおきます。段々と口の中の感覚がなくなってきます。

麻酔が済んだら検査室に入って左半身を下にしてベッドに横たわります。口の下にペーパーを置かれてよだれは飲み込まずに垂れ流すように指示されました。

そしていよいよ胃カメラの挿入。口から入れていきます。これが苦しい・・・まず喉を通るときにおえっと吐きそうになります。なりつつも胃カメラはずんずん進んでいきます。ときおり胃が押される感覚や、空気が入って胃が膨らみ苦しい感覚があります。

画面に胃の中が映し出されている様子をみることができます。苦しくて涙目になりつつも自分の胃の映像を見てました。自分で言うのもあれですが、きれいな胃でした。笑

検査補助の方が背中をトントンと叩いてくれており、これがだいぶ身体を楽にしてくれていました。まさに”手当”。

胃に入ってすぐのところに赤い斑点がありました。これは胃カメラでオエっとなっただけでも出ることがあるそうで、おそらく一過性とのことでした。また薄い赤い筋が見られました。胃がきれいな人に起きやすい軽い胃炎とのことでした。自覚症状もない程度の。特に気にすることはないとのことで安心しました。

とにかく、胃カメラは苦しかったですが、全て終わって安心しました。胃カメラを喉に通すときは飲み込むように意識すると少し楽になるかなと思いました。来年意識してみます!

あ、喉の麻酔をしてから1時間は飲食禁止とのことです。

人間ドック終了

胃カメラが終わると待合室に戻り、その後すぐに更衣室で着替えます。着替えが終わったら受付にロッカーの鍵を返却しお会計です。クレジットカードが使用できました。

受付をしてから終了まで4時間弱でした。けっこう時間がかかりました。待ち時間が長かったので、本を持参していて正解でした。

人間ドック後

前日の夜9時から飲まず食わずだったので、すぐに何かを口にいれたかったのですが、喉の麻酔後1時間は飲食禁止とのことだったので、家に帰ることにしました。限界・・・!

人間ドックの検診結果

まだ結果が来ていません。来たら更新します。

まとめ

思ったより時間がかかりましたが、年に1回自分の健康を確認できる機会なので、受診して良かったです。

来年気をつけることとしては、

  • 検査項目を増やしすぎると病院が限られてくる
  • 時間に余裕をもって家を出る
  • 待ち時間があるので本などを持って行く
  • 午前中の検査の場合、できれば6時前に起きて水を飲んでおく
  • 尿検査があることを見越して水分量を調整
  • ピロリ菌は次回以降受けなくて良し
  • 過去の病気歴は幼少期も書くこと
  • 胃カメラは飲むように意識すると楽かも

皆さんもご自身の健康に気を付けて、人間ドック受けてくださいね!

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